いろいろな「音」の実験をしました。 - お知らせ|片山学園初等科

お知らせ

いろいろな「音」の実験をしました。

3年生の理科の授業では、1月の間、音について学習しました。「音ってそもそも何だろう。」、「音はどのように伝わるのかな。」といった子どもたちの疑問から始まったこの単元。音の正体をつかむために色々な実験を行いました。

 

ウクレレや太鼓、トライアングルなどの楽器の近くにカップに入れたビーズを置いて、楽器の音をならす実験では、「ビーズが動いた!」、「音を大きく鳴らすと、ビーズの動きが大きくなったよ!」、「でもウクレレと太鼓では動き方がちがうなぁ」、「トライアングルは楽器そのものも震えているよ」、「音は振動と関係があるのかな」という声が聞かれ、楽しみながらも、しっかり結果をまとめ、考察も行っていました。

 

 

糸電話の実験では、糸の部分を毛糸やエナメル線、ホース、ビニール風船などにかえて、声が聞こえるか試しました。また中央でクロスさせ、4人でも声が聞こえるか実験を行いました。

実験後、子どもたちからは、「ビニール風船は4人でも声が聞こえたよ。風船が振動を伝えたからじゃないかな。」、「ホースは2人のときは声が聞こえたけど、4人のときは聞こえなかったよ。他と何が違うんだろう。」、「分かった!ホースは周りのゴムの部分が固いから振動しにくいんじゃない?」、「じゃあ、2人のときに聞こえたのはなぜだろう。」、「目に見えないけれど、中の空気が振動したんじゃないかな?」などと声が聞かれ、子どもたちの間でどんどん理科的思考に基づいた考察が深まっていました。

 

次はどんな実験をするか楽しみですね。