片山学園の全人教育
孝・恩・徳
人がこの世に生まれて最初に受ける親や家族の愛。
その無償の愛から人は強さやたくましさ、優しさを学んでいきます。
そうした親の愛に応え、家族を愛し、いたわる心が「孝」です。
やがて人はその社会を広げていきます。
無償の愛を与えてくれる親とは異なる他者との関わりの中で、
だからこそ感じる人の思いやり。
その優しさに報いようとする力が「恩」です。
正しくよく生きるための「徳」が、片山学園初等科の目指す到達点です。
正しきを追求し、善悪を判断する心。
「孝」「恩」を経なければ「徳」の会得はなし得ないのです。
片山学園初等科では「孝・恩・徳」を大切にした全人教育を実践します。
あいさつ
「おはようございます」「ありがとう」「さようなら」。あいさつは、コミュニケーションの最初の一歩。相手との距離を縮め、円滑な関係を育んでくれます。また、あいさつは社会の、そして万国共通の大切なルールでもあります。片山学園初等科では、日々の生活の中で自然に気持ちよくあいさつができるよう、教師が範を示し、家庭とも協力して、習慣づけをしていきます。
清掃
片山学園初等科では、清掃活動を重要な教育の場として位置づけています。自らが使う場所をきれいにする活動は、汚さず美しく使うことの大切さを実感させ、ものを大事にする心を養います。また、自宅や公共の場などで、その役割を引き受けてくれている誰かの存在に気づき、感謝の気持ちを持つことは、まさに「恩」の会得へとつながります。